上多古川懇親キャンプ報告

2002/08/26

日時 :H14年8月24日・25日

場所 :24日、上多古川の赤い橋の下でバーベキュー/キャンプ。25日、洞門滝迄遡行

参加者:SI、牛島

  志高では懇親キャンプや納山会をやると聞いていたが、入会の日の浅い私に取って始めての懇親キャンプである。大勢の会員が集まるのかと期待をしたが、日ごろ活動をしているメンバーのみで少し残念な思いがする。それでも志高の例会や個人山行で私が参加した中では最多の五人集合となり楽しい思いでとなった。

24日

  待ち合わせ場所「杉の湯」の道の駅に着くと、3時間も待ったという名古屋のさんが車窓から合図をしてくれた。一番遠方の人が一番力が入っていると言えば格好が良いが、実はさんにも思惑があり、この懇親会が雨で中止になった時の次の手を考えていた様である。折角作った休日を有効に過ごしたい、しかも遠方から大峯を目指す彼に取って当然の事であろう。

 
多古の滝 

  前回からさんにあう時は自分の撮った写真を見てもらう事にしている、コーヒーを飲みながらさっそく写真を見てもらった。出来るだけ沢山の人に自分の写真を見てもらい、謙虚に批判を受け止めて自分の写真を向上させたいと思っているが、なかなかそのチャンスが無い、また他人の写真を見る機会も少ない。志高の中でこういう活動が活発に出来るといいなと思うが、沢山の会員が集まる何か抜本的な改革をやる必要があるのかも知れない。

  少し遅れるSIさん以外は集合したので、ほぼ時間通りに上多古川に向かって出発だ。大峯山に入り始めて1年目の私は、沢の経験が殆ど無く、今シーズン3回目の経験であるが、山に負けないほど沢にも魅力を感じ始めている。童心に返って冒険を楽しんでいるような感じも持っている。川を遡るにつれて渓谷は狭くなって来る。国道169号線からそれほど入り込まない所にキャンプ目的地の赤い橋があった。駐車スペースが小さく又先客もいるので、各自別々の場所に後から来る人に迷惑がかからないよう駐車した。

  川原でテントの設営が完了した直後に夕立のような雨が来たが、荷物も濡らす事なくラッキーだった。川石で作った炉が橋の真下に設置されていて、ここでバーベキューをする事にした。ここなら夕立が来ても橋で雨を凌げるし、バーベキューの後はキャンプファイヤーも楽しめる。

  見事な包丁サバキでさんが持参のカツオの叩きをサバキ始め、他の人もバーベキューの準備を始めた。各自持参の食料は合わせると結構な量になり、皆腹を充分満足させた様だ。遅れていたSIさんも到着したが、何処に消えたのかなかなか現れないと思ったら、セッセと集めた薪を橋の上から落としてくれた。これがキャンプファイヤーを長く楽しませてくれる事になった。SIさんのハーモニカは懐かしい唱歌主体で子供の時の思い出が蘇ってくる。ほろ酔いのさんが歌う山の歌は中々の名調子で、山男は昔こうして山の夜を楽しんでいたのかと、良き時代のあった事を感じさせる。盆休みに登った北アルプスのテント場ではこんな素晴らしい歌はまったく聞こえてこず、ただべらべらと大声で喋りまくる若者のうるさい声だけが耳に残った。こんな楽しい時間を持ったのは成人になって始めてのような気がする。皆さんに感謝。

 
 双龍の滝

25日

  林道の終点から少し山道を入った所から沢に降りたが、険しい沢で中々先に進めない。この沢の経験のあるさんもこんな場所を通過した覚えがないと言う。引き返して山道をもう少し奥に進んで沢に降りる事にした。宇無ノ川遡行でもそうだったが、林道終点辺りからの沢がどこも沢登にとって一番厳しい条件になっているようだ。二俣になった地点で本流と矢納谷の分岐を示す岩に書かれた標識がある。先行の我々3人は見過ごし右の沢に入ろうとしたが、さすがにベテランのさんに後ろから間違っている事を指摘された。

  今回は洞門滝を目的地としていて、写真を撮りながらの3時間強の行程であり、泳ぎもザイルも必要が無く、汗をかく暇も無く到着である。谷が狭く大きな淵やナメ等も無く、写真のポイントは少なかったが、沢登としては充分楽しめた。洞門滝は流石に迫力のある滝であるが、ペンタ67の55-100mmのズームレンズ1本では見た感じの迫力を出すポイントが見つからない。まだ現像は上がっていないが、つまらない写真になっているかも知れない。

  洞門滝から登山道への登りは、道が崩壊しているとの事で、登山道への上り口を探しながら沢を下った。廃線路を探すのが趣味だと言う人が道に迷って沢で休んでいる。昔伐採に使ったトロッコ用の線路跡を探しているらしい。革靴姿で小さなザック一つで良くこんな場所迄来たものだと感心する。山を歩くと、時にこんな趣味もあるのかと驚く事もある。4月に七面山に登った時は昔の集落での営みを追って村民が辿った小さな峠を歩くのが趣味だと言う人に会った事がある。

 
洞門の滝 

  この場所から登山道に上る道があり、後は車迄楽な下山となった。最後は下多古の水場でお土産の水を調達しての解散となった。

  本日はまだ日の高いうちに泉南に到着し、このまま家に帰るのも勿体無い、私の山登りの原点である和泉葛城山によって見る事にした。この山は858mの標高でほぼ山頂まで舗装された立派な林道(紀泉高原スカイライン)が通っており、下から歩かなくても山頂のハイクが楽しめるため車でちょっと立ち寄るにはベストポイントだ。この山のブナの黄葉とブナの霧氷に惹きつけられ、もっとスケールの大きなものを求めて大峯に入る様になったので、自分にとって山の故郷のようなものだ。丁度太陽がハイランドパーク粉河の展望台の後ろ側に落ち始めたので、フィルムに収めた。空は焼けなかったが太陽が赤く、ハレーションも無く背景に納まった。

  今週も忙しい週になる、盆休みの北アルプスの写真も手付かずで、本日の写真が加わり、更に本日の山行記も書くようにおおせつかった。先週は北アルプスの山行記を書くのに1週間かかり、書きものは忘れない内にやろうと思うので、どうしても写真の整理よりも優先し、写真の整理がおろそかになる。デジカメの時はコンパクトフラッシュ等からMOに落とし、気にいった写真は直ぐにプリントアウトできたが。フィルムだと現像に3日間待ち、スキャナーでパソコンに取り込み傷を修復し、几帳面な自分は1枚当り10分近く必要だ。この山行記を書きながら写真の整理が気にかかる。

 
 粉河ハイランドパーク・展望台にかかる夕陽
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